「今やりたいことを大切にしたい」大手企業を思い切って退職し海外へ!(丹羽早紀さん/24歳)

長年の夢だった海外生活。
勢いで決意したものの、当初英語力はほぼゼロ。
不安と期待を胸に、いざ、フィリピン・セブ島へ!


丹羽早紀/NIWA SAKI

プロフィール
1998年生まれ、岐阜県出身。県内の商業高校を卒業後、TOYOTA自動車株式会社へ就職し、主に完成車の検品作業に従事。2022年に株式会社ストロングジャパンホールディングスに入社しコロナウイルスによるフィリピンの外国人入国制限の緩和とともにセブ島勤務へ。コールセンターのアウトバウンド業務を経験した後、人材に関する事業に興味を持ち、勉強を重ね社内異動。現在は求人広告ライターとして活躍中です。

様々な考え・文化が知りたくて
とりあえず、海外行ってみよう!って思ったんです(笑)

海外に興味を持ったのは、高校時代に家族でニューヨークへ旅行したのがきっかけでした。
地元でしか生活した事がない私にとって、ニューヨークはとても刺激的で、様々な人種の方、自由な服装、良い意味で自分中心の考え方、そこからもっと世界を知りたいと思いました。
でもまだ高校生の私には海外で就職するという考えがなかったので、卒業後すぐに愛知県で就職し3年間勤めました。仕事をして休日は家族や友人と会って…特に生活に波のない、いわゆる”普通”の生活を過ごしていました。
長期休暇の時には良く旅行で海外に行き、その度に「やっぱり知らないことを体験するのって楽しいな」と思いながら漠然と海外に憧れを抱いてました。

あるお休みの日に「海外に住んでみたらもっと新しい発見に囲まれそうだな」そんな感じで、ふと、海外に住むという選択肢が私の中で生まれたんです。
そこからの行動は早かったです!(笑)

とりあえず”海外 求人”とネットで調べ始めて、色々な求人を見ました。
当時は何もわからず大きな不安を抱えたままとりあえず行動しましたが、その時に海外転職エージェントという存在を知っていたら絶対利用していたと思います。

英語が話せないという壁

自分でネットで探すだけでも本当に色んな国・職種の求人が出てきて面白かったです。でも、英語が話せることを前提とした求人がほとんどだったので、選択肢がかなり絞られたのも正直な話。
そんな中、フィリピンセブ島で英語力不問の日本語で出来るお仕事を発見しました。

調べてみると、セブ島には日系企業が多くて英語力不問のお仕事が多いんですよね!
今の会社に入社したのは、単純に、受かったから(笑)
何より、海外で暮らすという夢が叶えられる事が一番嬉しかったです。

家族からの反対の声も

前職を辞めることに反対はなかったです。
ただ、フィリピン行きを決意した後、周囲からは「何故フィリピン?!」という反応が。
特に私の祖母は現地の治安を心配して、内定を辞退するよう言ってきたりもしました。

そういった声を聞いて、治安問題や、友達はできるか、初めての海外生活、かつ、初めての一人暮らし…完全に勢いで決意した道でしたが自分の中にも大きな不安が生まれました。
でも決意したことだし、このまま日本で過ごして終わるのは嫌だと思いそのまま出発。

空港では、お見送りに来てくれた家族の前で不安が爆発し大号泣したのを覚えています。
家族は真顔でしたけどね。(笑)

まぶしいくらいに明るい、フィリピン人の国民性

いよいよセブ島での生活がスタート!
英語はまったくと言っていいほど話せなかったので、当時は知ってる単語を雰囲気で発して、ほぼパッションで理解し合っていました。
フィリピン人は皆フランクで、とても優しくて、私のつたない英語を理解しようとしてくれる姿勢がとても嬉しかったです。

生活には困らないけど、やっぱり英語は話せた方が良いと思って、独学で勉強したり、会社が運営する語学学校でレッスンを受けたりしながら、日本人×フィリピン人の交流会や友達を作るアプリを使って自分から積極的に行動しました。
フィリピン人の国民性は基本的にみんなフレンドリーで明るく、親日の方も多いので友達を作るのに苦労はしなかったです。

その中でも特に仲良くなった女の子がいて、ちょうど日本語を勉強していた子だったので、言語を教え合いながら頻繁に遊びに行きました。
そして運よくその子もフィリピンの地方からセブに出てきたばかりだったので、セブの有名な観光スポットを一緒に巡ったり、旅行に行ったり、お互いにとって初めての土地を一緒に開拓しました!

その子とはすごく信頼し合える仲になって、今ではルームシェアをしています。自分でも一緒に住むまでになるとは想像していなかったです(笑)初めてのルームシェアですし、毎日英語を教えてもらったり、とても有意義な生活が送れていると思います。

今までじゃ考えられない!フラットすぎる職場

転職成功談なのに、生活の話ばかりしてしまいました(笑)
入社してまず驚いたのは、社員同士のフラットな関係性です。基本的に20代30代の方が多いので、上司だけど休日も一緒に遊びに行ったり気軽に話せたり、厳しい上下関係は全然ないです。今度会社の人たちと休みを合わせて韓国旅行にも行くんです!海外ということもあると思いますが、そこは前職とは全然違う環境ですね。

社員の出身地やこれまでの経歴は本当に様々なので面白いです。
仕事内容の面だと、前職の検品作業ではお客様の顔を見る事はなかったですが、今の会社で入社後最初に行ったコールセンター業務はお客様の反応を直に受ける仕事だったので、失礼のない行動を取らなきゃ!という気持ちでいっぱいでした。
現在行っている業務も自分にとってまったく新しい経験でしたが、今のところは、この仕事は好きでこの仕事はイヤ、というものはないことに最近気づきました。

重要視しているのは、海外に住めるという環境面と人間関係。
基本的なことですが転職活動をする上で、「自分が何を一番大切にしていて何を妥協できるのか」という点は大事なことなのかなと思います。

結果的にセブ島に来て、超超良かった!!

フィリピンの方って、自分を大切にする気持ちというか、自分らしく生きるのが本当にうまいなと思うんです。そういうフィリピン人の影響もあってかすごく自分に素直になったと思います。そう過ごしているうちに、すごくポジティブになりました。

今考えると信じられないですが、実は日本にいるときはネガティブな考えに至ってしまう日も多かったんです。
※丹羽さんは見た目からもわかるくらいとっても明るい方!!

例えば日本だと遊びに行くにも周りに合わせてちゃんとオシャレしなきゃとか、とにかく周りの目を気にして行動してました。楽しいお出かけのはずなのに、疲れちゃうときもあって。それに比べて、今はありのままで、すっごく気楽に生きてるな~と。

海外転職して一番に変わったのは考え方だと思います、より楽観的になり生きやすくなったのは自分の中で非常に大きな収穫です。

最後に、海外転職を悩まれている方へ

最初はすごく不安だと思いますが、少しでも挑戦してみたいと思ったら思い切って行動してみても良いんじゃないかと思います。ありきたりな言葉になってしまいますが、人生は一度きりなので!意外と何とかなるし、色んな人が助けてくれます。

これはフィリピンに限った話ですが、心配していた治安の問題も、今では全然大丈夫じゃん!と思ってます。
深夜一人で出歩かないとか、スラム街などに頻繁に行かない、とか基本的な事を守っていればの話ですが、特にセブ島はフィリピンの中でも想像の何倍も安全な場所じゃないかと思います。

あと、エージェントさんにとりあえず相談してみるでも全然いい…ですよね?!(笑)※いつでもご相談くださいbyグローバル転職ナビ

私はこの転職を通して、もっと英語を勉強して次は英語を使った仕事へステップアップをしたいという目標ができました。こんな風に、転職を一つの通過点としてまた新たに好きな事・挑戦したい事を見つける機会にする選択肢もありだと思います。

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